2008年4月14日月曜日

仏壇の吊り灯篭の変化・S家仏壇開眼

  仏壇で使用してきた豆電球対応の瓜実型吊り灯篭(画像)を取り外して、LEDライト対応の陰雲型院玄吊り灯篭(15,500円)に替えた。
  理由は、長年焚き続けた線香の煙で灯篭の金色地がくすんでしまったことにもよるが、最近、豆電球対応に替わるものとして省エネタイプのLEDライト対応のものが発売されたことよる方が大きい。
  実際、設置後、LEDライトをつけてみると、豆電球に比べてかなり超高輝度であることが分かった。また、コードの途中につなぐコネクター基板で電流アンペアを落とすので豆電球のように発熱せず、電球が切れるというようなことはないようだ。
  このライトのことを知ったのは、つい最近の4月3日。S家で新たに仏壇を購入され、その開眼供養を頼まれて出かけたときのことだった。仏壇屋さんが、仏壇に灯篭を取り付けるとき、今まで見たことのない操作をしているのを見て、「それは何か」と尋ねて知った。仏壇仏具は、昔も今も変わることのない世界と思っていたが、気がつかないうちにこの世界でも改良があっていることを知った。
  ところで、S家の仏壇は、高級紫檀で見えない部分にまで入念に手が施されており、縦横の幅も広く重量もある立派なものだった。同日の暦は仏滅だったので、通常なら開眼供養を避けるのだが、この日は大安の時間帯が早めに訪れ、同家先祖の督促もあったので、その時間帯を待って始めることができた。
  開眼時、多数の同家の先祖有縁霊が訪れていることを確認した。また、開眼供養直後、仏壇に向かって右手前横の窓から斜めに入ってきた西陽が、仏壇正面の白クロス壁に当たり、その照り返しの光が仏壇のなかを神々しく照らし阿弥陀の浄土を現出しているかのようだった。ご先祖の神仏の祝福を得た証である。同家家族一党の御繁栄を祈る。合掌

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