2007年6月5日火曜日

脳裏の毘沙門堂に導かれる

平成19年5月20日のこと
 「七重塔礎石」を見学に行ったとき、その右奥方向に建っている物置小屋のような建物が視界に入った。最近、どういうわけか何度もこの建物が脳裏に思い浮かんでいたが、どこにあったものか思い出せないでいた。だから、遠目にこの建物が見えたとき、すぐに脳裏にある同じ建物であるとわかった。 この建物は「毘沙門堂」である。
 ここに行ったのは随分と以前のことで、奉に「お参りしておきなさい」と言った記憶がある。毘沙門天は、奉の御守護神ではないかと思っている。
 錠前がかかっている扉の隙間から堂内の様子を覗いた。中はきれいにしてあるが、毘沙門天像までは見えなかった。
 この日この地に行ったのは別の目的があったからで、この毘沙門堂を探しに行ったわけではなかった。しかし、別の目的の方はまったく達成できず、結果的には、どこにあったものか思い出せないでいた毘沙門堂に行き着くことになった。何かしら脳裏にあった疑問が解けたような感じで安堵感につつまれた。 意味あって神の導きがあってのことだと思う。
 この日は、ここで軽く挨拶した程度で立ち去ったが、いつかちゃんとした形で挨拶する機会がくるのかもしれない。神は、ここも照見行脚若しくは正見行脚の修行の道筋のひとつとして示され、ここに導かれたものと思う。奉が一緒に行ければ好ましいことではあるが、縁があればである。
 このお堂の左にある樫の大樹の下に石祠があるが、その前の叢に割りと大きな礎石が一つあった。何の礎石なのか、もともとここに毘沙門堂があったものなのか、毘沙門堂の由緒等もわからない。
 「七重塔礎石」のある場所に戻ると、足元に綿帽子をつけたタンポポがたくさん生えているのに気づいた。先ほどは、全く気がつかなかったので不思議な気がした。脳裏にあった毘沙門堂に行き着いたお祝いに好みのタンポポを見せてもらえたのだろう。
 ※画像は、筑前国分寺七重塔礎石、http://ameblo.jp/giotto/entry-10044060073.html

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