平成19年4月22日本尊供養大祭執行
昨夜、萩本欽一出演のKBCテレビ(23:00~54スマステ!!)で、彼の「人生で幸運と不運の量は同じ」という考え方を聞き、そのとおりだろうと思った。
人は、幸運ばかりを願い、不運を悔やむが、不運で苦しんだ分だけ幸運が来ると思えば、不運を悔やむ必要はない。不運は甘んじて受けよう。不運で苦しんだ分だけ幸運が廻ってきてその分だけ幸せになると思えば悔やむことはない。
人には生年月日に左右されるバイオリズムがあることは、よく知られている。生命保険会社でよくこの表を作ってくれたりするが、その曲線は日々上下に山と谷を繰り返して描いていっている。この曲線を見ていても、確かに山と谷の数は同じになる。良いことの後には悪いことが、悪いことの後はまた良くなる。つまり悪いことはよくなる前兆なのだから、今の苦しみを乗り越えればきっと良くなる、こう思うことができればどんなときでも心身に活力が沸いてきますね。照見行脚で苦行をした後、すがすがしい気持ちになれるのも、苦しみを乗り越えたからこそ味会うことのできる喜びだからでしょう。まさに幸運と不運は同じ、これも照見行脚する行者が心得ておくべき真髄の一つであろう。
1 件のコメント:
先生、こんにちは!ご無沙汰しております。
久し振りに投稿させていただきます。
読ませていただきながら、以前私が勉強しておりました内容と一致するお話で、感激いたしました。
そこでは、”揺らぎ”といっておりました。
人生山あり谷あり、まったく正反対が必ずある、ということですよね。
自然現象もお天気がいい日ばっかりでもなく、かといって悪い日ばっかりでもなく。
一年中暑いと生命体は大きなストレスを受けますよね。寒いばっかりでもおなじですよね。
歴史も同じことが言えますよね。
いい時期があれば悪い時期も着て、それを繰り返していますよね。
いいお話を読ませていただき、気持ちを新たにお仕事に向かうことができます。
先生!ありがとうございました!!
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