2007年4月23日月曜日

古家解体と頭痛について

平成19年4月19日
 ある婦人が自分の住んでいる家の敷地内にある古家(空き家)を壊したら激しい頭痛に襲われたという話をされた。その原因を探ったら、古家を壊す前にしておかねばならなかったことをしてなかったからだった。
 この家の場合は、古家を壊す前に母屋の台所に神棚を作り屋敷神を迎えておく必要があった。さらに仏壇に置いてある二つの繰り出し位牌を一つにまとめて別に先祖代々の位牌をおいた方が良かった。その上で古家の解体を迅速に行うべきだった。
 また、古家に置いてあった荷物は、どれとして価値あるものはなかったので解体屋さんに持ち去ってもらったらよかった。しかし、捨てがたい物があったようで、それらを母屋に運び込んだようである。だが、そのときその物に憑いていた憑き物が一緒に母屋に入ってしまった。先に母屋に屋敷神をお迎えしておけば、その憑き物の侵入を未然に防ぐことができたと思う。
 母屋に入り込んだ憑き物は、アゼハシリなどの動物霊の類で、仏壇にも侵入した。。御先祖位牌を置いて供養しておれば、侵入を防ぐことも可能であったと思う。すべきことをしないまま、解体を実行に移すまでの期間もかかりすぎた。
 御先祖は、頭痛という現象を通じて早く間違いに気づくようにと教えておられたのである。
 解体後、母屋の部屋のあちこちで、仏壇でもミシミシ、パチパチと音がしだしたという。また、仏間に置いてある観音様が泣いておられるように見えるという。
 考えてみると、これは、古家を壊す相談があった頃に伝えていたことであった。神ごとの真髄を伝え、その人がそのとおりにしてくれないとき、教えた者にその反動が来て体調にこたえる。こういった照見行脚の行はありがたいものではない。
 とりあえず、今すべきことを教え、頭痛を抑えた。婦人が4/22の供養大祭に参加された後、仏壇で線香を立てられたら仏壇のアゼハシリは飛び去る。それで上記の現象も一応は治まるが、願わくばやはり教えたことを早く実行に移してほしいと思う。

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