ポップスの上手な女性がいた。福岡でリサイタルをし、多くのファンがいた。CDも出した。彼女の歌は、いつも青春。
昨日、久しぶりに携帯に電話した。いつも変わらぬ歯切れのよい声が飛び込んできた。「今、主婦しているよ」。幸せそう。でも、そのまま主婦で治まる人なのかなあ。今は、もう福岡にはいない。でも、いつかまた彼女の天から降ってくるような声のポップスが聴けるかもしれないと思っている。そう願っている。「また、電話してもよいですか」と尋ねたら、「もちろんよ」との返事あり、ホッとした。
ところで、今夜は、テレビに釘付けになっていた。どうしても観たい番組は、1か月ぶり放映の「魅惑のスタンダード・ポップス」。ところが、毎週観ている「ダーウィンが来た」と「篤姫」と時間が重なっているので苦労する。HDDに入れて観ることにした。ところが数日前にテレビ等をデジタルテレビとBlu-ray Discに買い換えたばかりで取り扱い操作がわからず苦労した。「篤姫」の後は、どうしても「SCANDAL」を観てしまうので、結局、スタポーを観たのはその後になってしまった。
いつも変わらぬ井上順と新妻聖子のさわやかな司会で始まった。今夜のスタートはやはり新妻聖子で、「ロコモーション(The Loco-Motion)」、「さァさァダンスのニュー・モード 誰でも一度で好きになる 小さい子供もOK ABC習うより やさしい Come on, Come on,do the Loco-motion with me お尻をピョンとはね スィングして・・・」、楽しく弾むようなテンポの歌に思わず一緒に口ずさむ。
そして今夜のmedley10連発のテーマは、「花」・・・魅惑のポップス・ガーデンだった。森口博子とRinaの「Rose Garden(ローズ・ガーデン)」を皮切りに小野正利の「Red Roses For Blue Lady(ブルーレディに赤いバラ)」、清貴の「The Rose」など10曲、そのなかには前田美波里、bless4の「Edelweiss」などの静かな名曲もあった。胸躍る「Corazon De Melon(メロンの季節」(森口博子)も入っていた。
そして、新妻聖子は、すがすがしい歌声でサンレモ音楽祭で生まれた「花のささやき(in Un Fiore)」を日本語で歌った。新妻聖子のドレスは真っ赤なドレスで胸元に花をあしらったデザイン、きっと今日のテーマにちなんでローズにしたんだね。とても似合っている。
また上述出演者全員が日本語でコーラスした、同じくサンレモ音楽祭で生まれた「愛の花咲くとき」など、懐かしい。
ポップスの伝説はロックンローラー山下敬二郎、言わずと知れた「ダイアナ」、ウエスタンの「思い出のグリーン・グラス」、それに「のっぽのサリー」など、凄い、声量はますます増すばかり、聴いていて気持ちが一気に青少年期に戻ってしまった。すばらしい。
今日のポップス講座は「ブルースハープ」。ハーモニカを小さくした楽器だが、思うように上手に吹ける(吸える)ものではない。今日の講師は、妹尾隆一郎、歌の合間、合間にブルースハープを吹く(吸う)、曲芸を見ているようでもあった。
スーパースターメドレーはビー・ジーズ(オーストラリアの3兄弟)、大ヒットした「マサチューセッツ」ほかのスタンダードナンバーの数々、そのなかで新妻聖子は「ホリデイ」を歌った。
次回は、日曜日ではなく、12月27日(土)午後8:00~9:58で、スペシャルという。年末、忘れないようにしておこう。
※画像は、花のドレスの新妻聖子。新妻聖子公式ブログからお借りしました。
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