彼女は、この旅を通して「これからの人生における大切な羅針盤を手に入れた」と語っている。この旅は、夢の実現というよりは、子育てが一段落した後の母の介護で、心が圧迫されるような生活からの逃避行だったという。クルーズによる4か月の世界旅行、この間、彼女は主婦業と介護から開放された。
この旅の間、開放感に浸り、一切家庭のことは忘れることができたという。船の上では、乗り合わせた人たちとニックネームで呼び合うなど童心にかえることができ、裸の自分でおれたような気がしたという。
この旅を通じて「掴んだチャンスは離さない」「今しかできないことは今やる!」という決断の心を磨くことを学んだという。帰宅してからは、また主婦業や介護などの現実の生活が待っていただろうが、きっとそれまでとは違った前向きの考えや生き方ができるようになられたのではないかと思う。
私の妻も、この記事を読んで大いに刺激され、「私もクルーズの旅に出る」と言ったので、「行ってらっしゃい」と言ったら、長女や孫から「それだったら船を掃除するおばさんに雇ってもらったらいいんじゃないか」と言われ、まったく信用されていなかった。
※画像は、JTBクルーズ(http://www.jtb.co.jp/cruise/)からお借りしました。
0 件のコメント:
コメントを投稿