私は、昨年9月16日、ミュージカル「レ・ミゼラブル」を観劇(博多座)したが、笹本玲奈は、裕福な少女時代を経て没落し荒んだ人生を送った成長後のエポニーヌを演じていた。
自らが恋した革命家マリウスを恋敵のコゼットに添わせる橋渡しをした後、銃弾に倒れ落命する。まさに「レ・ミゼラブル(惨めな人々)」の一翼を担う役柄でもあった。
彼女は、この惨めな役と歌をみごとに演じて、観客を魅了していた。私は、このミュージカルでは、新妻聖子等とダブルキャストとなっているこのエポニーヌが好きである。
笹本は、13歳のとき、オーデションで13000人のなかから5代目ピーターパンに選ばれ、負けん気で臨んだ空中宙返りなどで一躍人気を博した。
その後、高校2年のときに巡りあったのが「レ・ミゼラブル」で、この出会いで自分がミュージカルで生きる決意をしたという。ミージカル好きの両親(母は宝塚出身)の間に産まれ、ミージカル歌手としての恵まれた天性を開花する瞬間であったのだろう。きっと彼女を守護するご先祖の神仏が、ミュージカルという天職に巡りあわせたのだと思う。
笹本玲奈は、来年、正月に博多座で公演される「ミス・サイゴン」に主役キム役で出演が決まっている。キム役は、2008年6月2日新妻聖子・・・サイゴン始動!!(?)にも掲載したが、新妻聖子、ソニン、知念里奈らとのダブルキャストになっている。私は、今度はファンの新妻聖子が出ているときに観たいと思ってはいるが、余裕があれば笹本玲奈も観たい、気が多くて欲張り。
それにしても、たまたまチャンネルを回した「トップランナー」に笹本玲奈が出演していたので、ついていると思った。
なお、「ミス・サイゴン」については、2008年03月15日の本ブログ『博多座で「ミス・サイゴン」を成功させる会に入会』も参照してください。
※画像は、笹本玲奈。http://www.horipro.co.jp/talent/PF043/
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