2008年1月28日月曜日

こども日本舞踊発表会

  昨日、小学生の孫が習っている日本舞踊の発表会があった。メイキャップをした顔立ちは雛形あきこによく似ている。松田聖子がデザインした赤紫地に桜をちりばめた振袖を着て、県立大ホールの舞台で「さくらさくら」と「藤の花」の2曲を踊った。
  昨年9月から月2回の割りで花柳流の師匠に習いに行っただけで、まだ半年も経っていないのに、いきなりの発表会出場。大丈夫なのかと心配をしていたが、見ていると手つきもしなやかに踊りぬき、会場の客から万雷の拍手を浴びた。
  こんなに短期間で、よくもここまで上達したものだと感嘆したが、昨年12月20日のブログ「宝塚ミュージカル長崎しぐれ坂を見て」に書いていたことを思い出し、やはりそうだったのかととうなずいた。
  そのブログには「この孫には、どこか故養母の仕草と似たところがあるので、その見えない養母の手ほどきがあればかなり上達するのではないかと思っている」と書いていた。故養母は、舞踊や調方の三弦、筝などの芸ごとを一通り修めた人だった。この孫は、故養母の祥月命日にあわせるように生まれており、本当に手ほどきがあったのかも知れない。

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