2007年10月26日金曜日

緒方4・・・原尻の滝と緒方三社

  東洋のナイヤガラとも称される「原尻の滝」に至る。緒方川の段差を流れ落ちる滝で、水量も多く壮観で、幅120m、高さ20mあるという。観光客も多かった。歩くたびに揺れる「滝見の吊り橋」を渡ってみたり、滝下の川原にも行った。またここにあったパンフレットに原尻の滝ぐるりイラストマップが載っていたので、周辺の地形概要がわかった。
  原尻の滝のすぐ上の川のなかに八幡神を表す「朱色大鳥居」が立っていたので、ここが、三の宮(神功皇后)の神輿が二の宮(応神天皇)に御神幸するときに渡る「緒方三社川越祭り」の場所だと思った。その日は一の宮(仲哀天皇)の神輿も二の宮に集う。この川越祭りは、旧暦10月15日に近い土、日曜日に行われるので、今年は11月24、25日の夜に行われるのだろう。対岸の山際で鳥居が見えている所が二の宮であろう。
  なお、この緒方三社はすべて八幡社で、緒方三郎惟栄創建当時、緒方荘は宇佐八幡宮の荘園だったので、その造営に当たってこの八幡信仰の影響を強く受けていたと思う。

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